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CHAI★POPPER

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手紙/東野圭吾

2009/11/20 22:51
誰かを酷く傷つけてしまった時
謝るのは自分がラクになりたい「エゴ」だという考えがある。
相手の為ではなく自己嫌悪から逃れる為に謝るんだと・・・。

確かにそれはあると思う。
謝ることで救われない気持ちもある。
謝っても許されないことがある。

だけど、だからって、謝るのを諦めずに
嘘でもいいから謝って欲しい時だってあると思うねん。
嘘やったら意味ないやんって思われるかもだけど・・・。
言葉だけでも欲しい時。
絶対ある。

そんな矛盾した気持ちを常日頃あたしは抱えている。
取り返しのつかない事実は決して消えることがなく
そのやりきれない想いを忘れずに生きていくことが大事なのか
それとも過去と割り切ることが大事なのか。

正解はない。





っと、そんな気持ちをあえて言いたくなった本。
東野圭吾さんの「手紙」。

11/16に読み出して11/19に読み終わりました。
スタートから30~40ページ目で泣いて
読むのを止めようかと思い読まなかった日があるので
そんな葛藤さえなければ1~2日で簡単に読める小説です。

冒頭のあたしの言葉は本には直接関係ありません。
本の内容は・・・取り返しのつかない重罪、抗う事の出来ない差別。
謝るとか謝らないの次元ではないので・・・。


手紙 (文春文庫)手紙 (文春文庫)
(2006/10)
東野 圭吾

商品詳細を見る

~内容~ (amazonより抜粋)
強盗殺人の罪で服役中の兄、剛志。弟・直貴のもとには、獄中から月に一度、手紙が届く…。しかし、進学、恋愛、就職と、直貴が幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という運命が立ちはだかる苛酷な現実。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作。




※ネタバレ感想です。読む予定のある方は避けて下さい。

まーーー・・・。
結局最後も泣いたわw

あたしはどう頑張っても理系脳なので、ちょっと可愛くない感想になると思います。


人気作家、東野圭吾。

今作で初めて読んだけど人気がある意味がわかるわーーー。
まず、読みやすい。サクサク読めます。
絶対泣いて凹むってわかったのに止めれなかったのは
この読みやすさが大きな要因だと思う。

現実的な部分と非現実的な部分を上手い具合に織り交ぜてるんよね。

だから重いけど、どこかがリアルに感じれないから気楽に読める。
でもリアリティのある部分もあるから緩やかな坂道を転がっていくように
気持ちが落ち込んでのめりこんで行くという感じだろうか。

特に人物の描写が上手い。

1つ残念なことを言うと、これ姉と意見が共通してんけど
なんか東野圭吾の書く標準語が変・・・。
関西人だからなのか、そういう風に書いてるのか
決して時代背景は古くないはずなのに
何故か80年代のドラマのような喋り口調なのでイメージが常に古臭い。
ちょっと気になったかなw

でもそれ以外は各登場人物に感情移入がしやすく
人間臭さを書くのが凄い上手いなぁと感心。
特にお兄さんの手紙!!!!
なんなのお兄さん!!!!w
あかんて反則やてw
胸がぎゅーーって締め付けられる気持ちになる。
手紙が登場する度に更に引き込まれる。

犯罪はあかんねんけどな。
うんうん。
あかんねんけど・・・  (;ω;)ウッ・・・・。


この本。
最初から最後まで泣かされたので面白いという評価はしない。
ただ考えさせられる部分があった。
メッセージ色は凄い強い。
そして家族という絆。
特に兄弟や姉妹は好き嫌いの次元じゃないところで繋がっていると思う。

悲しいね。もどかしいね。


ちなみにもっそ後味が悪くて「手紙」の世界にどっぷりやってんけど
後書き(解説)のおかげで一気に現実に引き戻されてある意味助かった。

感情移入しすぎて凹んだ方は間髪入れずに解説読むべし!
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[ 2009/11/21 12:02 ] [ 編集 ]
こんにちわ
謝る謝らないって難しいですよね。
我が家の長男(中2)は小学校時代
しょっちゅう学校から電話が来てました。
「だれだれさんをいじめたんですけど・・・」
みたいな内容ばかり。いつも謝りにいってました。
勿論中学校に入ってからもゼロじゃありません。
しかし、9月に納得のいかない事があり
(親+子)VS部活の顧問というバトルがありました。
その時は「自分が悪くないと思っているんだったら先生と戦ってこい」
というバカ親ぶり。
しかし、先生には絶対に謝りたくないし
先生が謝ってきても絶対に許せないという事がありました。
これは、親子共々。
まぁ忘れるしかないという「謝り方」「謝られ方」も
あるかもですね。
また、お邪魔します。
[ 2009/11/21 15:08 ] [ 編集 ]
非表示投稿の方へ
おおっ情報ありがとうありがとう。

で・・・でもあたしやるんかな・・・w

気になるっちゃなるけどねー。
[ 2009/11/21 20:24 ] [ 編集 ]
★漱石と銀時(ちゃたろうパパ)さま
コメントありがとですー^^

学校というところは先生が生徒を「教育」という名目で
いじめることがあるように思います。
もちろん実際はいじめているわけではないのですが
先生といえどもけっこー若い方が多いですし偏った判断をすることがある。
一番怖いのは偏った自分に気付いていない「先生」。
無責任な大人の発言を子どもにぶつけることがあります。

はっ。独り言っぽくなってしまいました。

何が言いたいかってーと先生に否定された子どもってけっこー辛いんですよね。
更にその先生の言葉を鵜呑みにした親にまで同じように否定されると
どんどん大人が信用できなくなる。

だから例えバカ親(あたしはそうは思いませんよ?)であったとしても
子どもを守ろうとしたちゃたろうパパさんの行動は
息子さんの気持ちを守れたんじゃないかと思います。
あたしが言うようなことじゃありませんが・・・ヾ(・ω・`;)ノ

ちゃたろうパパさんの経験はいろいろ考えさせられました。
ありがとうございます^^


> 忘れるしかないという「謝り方」「謝られ方」も

なお「手紙」の終着地点も「忘れる」というところに辿り着いたように捉えてます。
消えることのない事実、発言、それでも前に進まないといけない時は
「忘れる」努力が必要なのですよね・・・。
[ 2009/11/21 20:46 ] [ 編集 ]
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