過去のお話。
さて。どっから話せばいいんやろ。
最初から音楽と自分の話を書き出したら父の話から始まるんで・・・。
しかも何度か書いてる気がするし。
ほいで5年休んでたって言うたけど実際4年やしな。
あかんなー。
この年齢になると1~2年の誤差はあってないよーなもんやわ。
とりあえず活動休止直前あたりから書こうかな。
若かりし頃に所属していたバンドはスカバンドでした。
総勢12名の大所帯バンド。
うちがメインボーカルで、作詞作曲をしてる男性ボーカルもいた。
その子はギターを弾いたり鍵盤を弾いたりいろんな事が出来たので
結果的にうちばかり歌ってた。
凄く楽しくて、オリジナルの曲も大好きで、皆仲良し。
風通しの良い、本当に良いバンドでした。
着々とレパートリーが増え
「下手でもええやん!ライブやろうや!!」
と皆が思い出した頃
2人のおっさんトランペッターが加入した事により
一気にバンドの風向きが変わってしまいました。
(当時は若かったのであえておっさんと書きますw)
素人の寄せ集めのような若者に
まるで先生のように指示を出す大人。
一気に楽しい気分が急降下しました。
あたし自身はその人達に対して何も思わなかったけれど
皆が息苦しくなってるのが凄く伝わってきて
リハを重ねるたびに空気がどんどん悪くなった。
それに一番不満を感じていたのがリーダーで
「解散する!」と言い出しバンドは騒然。
その決断に異議を唱えたサックスの女の子。
黙ってうなずいた他のメンバー。
あたしはそこに辿り着くまでのリーダーの不満を
ずっと聞いてたから何も言えなかった。
そして、そのバンドは終わってしまいました。
今ならおっさん達の言い分が凄くわかるねん。
うちらは若すぎて、本気でやるって事がわかってなかった。
口出ししたくなる気持ちはわかる。
でもそれを理解できない若い子達の気持ちもわかる。
それで楽しい気分が一気に萎えるのもわかる。
実際この話を書いてても
まるで学芸会のノリやなーって苦笑する。
それくらい甘かったあたし達。
良い経験だと思う。
それがあったから理解できる事がいっぱいあるねん。
情けない話やけどね。
でも、もしあのバンドがもう一度再結成できるなら
今でもやりたいかも。
それくらいかけがえのないものを失ったのも事実です。
その頃のリハ音源が残っててさ。
下手やけどいいねん。
これからもずっと残しておこうって思います。
この話は序章に過ぎません。
ほいで眠くて「~た。」の羅列で小学生の作文みたいになっとる。
まぁえーや。今日は寝る。おやすみなさい。
つづきます。
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